====== 意地でも修学旅行への参加を拒もうとする夢を見た ====== その夢の中では僕は中高生で、その日は修学旅行の日だった。 僕は状況を把握しないまま旅行バスに乗ったが、宿泊先へ着いた時に、その日は修学旅行で、その夜はクラスのみんなと一緒に宿に泊まることになっているということを認識した。 僕はその事実がたまらなく嫌で、すぐにでも家に帰りたかった。 第一、旅行の準備など何もしてこなかったし、僕にとって最も安心できる場所は自宅だったから、集団行動はストレス以外の何物でもなかった。 宿の玄関先で、僕の話を聞いてくれそうな何人かの同級生と話した。 彼らは友達というほど親しくはないし、おそらく僕のことも完全に理解してくれなさそうだったけど、この気持ちを彼らや先生に伝えて、今日中に自宅に帰してもらえることを願った。 家に帰るために、とにかくやれることはやろう。そんな風に気持ちが動いたところで夢は終わった。 ---- なぜこんな夢を見たのだろう。 僕にとっての昔の夢は、いつも快と不快がハッキリしている気がする。 幸い現実では絶好調だから、この夢を見ても気持ちが沈むことはなかった。