永遠の少女はときにホラーの題材となる

昨日、「エスター ファースト・キル」をアマプラで観た。
前作の「エスター」も面白かったが、今作も良く出来たホラー作品に仕上がっていた。

個人的な見どころは、前作で主演だった方が再出演し、子供の背丈の人物を演じているところだ。
前作の過去の物語を描いているというのも、思い切った構成のように感じた。
そのため多少の違和感を覚悟したが、意外にも自然に見ることができた。

主役のリーナ(エスター)は成長ホルモンの分泌障害によって成長が早く止まり、見た目は小学生、実年齢は30代の女性だ。
彼女はサイコパス気質によって事件を起こし、精神病院に入れられた。
物語はこの病院から始まる。
以降の話はネタバレになるのでここまでにしておこう。

この映画を観る前に視聴したメイキング映像では、エスターの顔が見えていて複数の人が映る場面では、彼女以外は踏み台を使ったり厚底靴を履いていた。
また、エスターの後ろ姿は代役に演じさせたりと、身長差を演出するために様々な工夫をしていたことがうかがえる。

もし次回作ができるなら…。
リーナがあんな性格になった経緯が描かれるといいな。
このシリーズは僕のお気に入り。