先日、バスに乗って軽井沢へ行ってきた。
軽井沢は長野県の東側に位置する美しい町で、主に首都圏や外国からの観光客が多い。
そして昔から別荘地としての人気が高く、あのビル・ゲイツも軽井沢に別荘を所有しているほどだ。
僕が軽井沢に訪れたのは今回が初めて。のはずなんだけど、何だか小さい頃に一度来ている気がして、でも親類にそのことを話したらそんな経験はないとのこと。やはり気のせいだったみたいだが、初めてじゃない感じはどうにもぬぐえない。
それもそのはず、僕の生まれ故郷は軽井沢の景観にそっくりなんだ。
緑豊かで環境に配慮された街並みに加えて、澄んだ空気のにおいまで同じ。
それを実感した僕は、軽井沢という町が好きになった。
街中の看板は環境との調和のためにシックなデザインで統一されている
旧軽井沢銀座通りをしばらく歩いた後に、軽井沢プリンスホテルウエストでランチをいただいた。
このランチはバイキング形式で、どの料理も美味しかったが、中でも鴨肉が絶品でおかわりをしてしまった。
パンプキンスープもパンとマッチした味で、これもおかわりした。
デザートは小さいものを少しずついただく感じで、量の調整がしやすく良い配慮だと思った。
食事をした後は、ホテルのすぐ北にある、軽井沢・プリンスショッピングプラザへ。
ここは非常に広いショッピングセンターで、主に服飾関係のテナントが軒を連ねている。有名ブランドも多々入っており、服飾好きにとっては一日居ても飽きないほどだ。
また、この店や旧軽井沢銀座通りでは犬も同伴可能で、そのため色々な犬が人間と一緒に歩いている姿を目にした。施設内にはドッグランや公園のような広場なども併設されていて、買い物だけでなく憩いの場としても利用されている。
店内を歩いていたら、僕の好きなブランドであるBANANA REPUBLICを見つけた。
このブランドのアイテムはシンプルで上品なデザインが特徴で、ユニセックスなイメージにも取り入れやすい。
僕が住んでいる地域にはなかなかこうした店はないから、記念に手触りの良いドレスシャツを数枚購入した。
ネットで買うのもいいけど、たまにはこうやって実際に手に取って選ぶのもいいよね
買い物を終えた僕は、広場にある椅子に座り、シナモンチャイを飲みながらゆっくりしていた。
その日は客がとても多く、そのほとんどは10代~30代ぐらいの人々だった。
僕はあんなに大勢の若者を一度に見たのは初めてだった。皆それぞれの格好で時を楽しみ、広場で遊ぶ家族連れは幸せそうで、その空間は若さに溢れて眩しく、希望の輝きに満ちていた。
僕はその光景に感動した。これは大袈裟に言っているのではなくて、本当に心の底から感激したんだ。
そして彼らのこの幸せがいつまでも続けばいいと願いつつ、その場を去った。
帰宅後にその感動話を母親に伝えたら、
「そういう経験をさせてこなくてごめんね」
と謝られてしまった。
僕は何かを経験するのに遅すぎるということはないと思っている。
あの日あの場所であの経験をしたことは僕にとって非常に意味のあることで、そういう経験をするためにそれまでの時間があったと思っている。
確かに僕の歩みは多くの人たちと比べてゆっくりかもしれない。
だからこそ、自身のリズムで一つ一つの出来事を噛み締めて、心身の充実を実感する時間を持てることに大きな意義を感じている。