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blog:2024:05:2501

ドバイの経営者の親族を名乗る詐欺師に注意!

昨年(2023年)の秋に、僕の異母妹の母親が僕に電話で連絡してきた。
どうやら彼女(以下Y)は僕の父親(Yと籍は別々で別居している)とうまくいっていないらしく、妹の養育費も父から受け取れていないようだ。
その他にもYは、彼女の身辺で起きた様々な出来事について僕に話をしてくれた。中にはにわかに信じられない話もあり、それは非常にプライベートな内容だったため、それらをここに書くのは伏せておく。
ちなみに、僕とYとは一度しか会ったことはなく、面識はほぼない。
そしてFacebookのメッセンジャーを使って一通りの話を終えたYは、最後に僕に以下のようなことを言って金銭を要求してきた。

「親戚のいとこがドバイで会社を経営していたが、その人が亡くなり、現地の会社の資産の相続権が私に移った。その資産は億単位であり、それを完全に受け取るためにはドバイの裁判所に、賄賂を含む手数料を仲介者を通じて暗号資産に替えて送金する必要がある。つきましては〇〇万円を貸してほしい。無事にお金が振り込まれたら利息分も追加して返済する。ドバイの遺産は私たち(Yと妹)が生活するためのお金であるし、妹を海外の学校へ行かせてやるためのお金でもある。落ち着いたら是非お会いしたいですね」

実際の文章は支離滅裂なところが多く、到底日本人が書いたとは思えないものだったが、要約すると上記のような内容だった。
また、相続のための書類もあるから、もし見たければ見せてやるとも言っていた。
僕はこの時点でかなりの怪しさを感じていたため、それらの書類の提出は求めずに、Yとのやり取りを全て保存した。そして後日この件を父親に話し、今年の3月に警察署へ行き、実際に起きたことを職員に伝えた。

この手の輩は相手に応じて絞り取れそうな金額を設定して、事前に相手が幾らぐらい持っているか、どこに弱みがあるか、よく調べて話を作っている。これが顔見知り詐欺師の恐ろしいところだ。
Yの主な活動圏は静岡県(現住所不明)で、英語が堪能で海外生活が長く、身長は日本人女性の平均以下で、現在の年齢は50代後半だ。彼女の下の名前は読み方が難しく、目を見開いて話す特徴的な癖があり、大変なお喋りで虚言癖であり情緒不安定でもある。また、当然ながらドバイにYの親戚などいない。

僕がここまで公開するのは、これ以上被害が出るのを防ぎたいからだ。
実際にYの被害に遭っている人が何人かいるので、もし類似の件に心当たりのある方は是非周りの人や警察に相談して欲しい。
一人で抱え込まないで!!

blog/2024/05/2501.txt · 最終更新: 2025/04/09 by X?-R

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