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blog:2026:08:0602
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====== 霊柩車のお化けに遭遇した時の話 ====== これは今から30年近く前、僕が小学生の頃に本当にあった話だ。 ---- その日僕は母が運転する車に乗って、母や叔母と共に新潟へ遊びに行った。 そして帰りの時間となり、新潟県と長野県の境付近にある一般道のトンネルを通っていると、母か叔母のどちらかが驚いた声を上げた。 僕はその時助手席で下を向いてゲームボーイで遊んでいたから、何が起きていたのかよく分からなかった。 母や叔母が言うには、あの時母の車の前に黒塗りの車が現れたらしい。その車はどこからやって来たか不明で、いつの間にか目の前にいたそうだ。そしてその車の形状は霊柩車にそっくりで、窓まで黒く塗りつぶされているように見えたため、母や叔母はきっとそうに違いないと疑わなかった。 その黒い車はしばらく目の前を走行していたようだが、そこで僕は母と叔母の二度目の驚きの声を聞き、ようやく顔を上げた。 黒い車はトンネル内の緩いカーブの途中で突如として消えたようだ。 通常、長いトンネルには非常駐車帯と言われる空間があり、それは一定間隔に設置されている。勿論そのトンネルにも非常駐車帯はあったが、その時我々が通り過ぎたその場所には車は一台も停まっていなかった。 いきなり消えた車に母と叔母はとても驚いていた。一方僕はその車を直接見たわけではなかったので、「どこに行ったんだろうね」という感じで窓の外を確認していた。 ---- この話の中では、母と叔母が上述の謎の車を目撃している。だからおそらく誰か一人の幻覚というわけではなさそうだ。 僕がもう少し早く顔を上げていればその車を見ることができたかもしれないと思うと少しもどかしいが、とにかく世の中にはこんな不思議なことが起きることもあるのだなと思わせてくれた出来事だった。
blog/2026/08/0602.txt
· 最終更新:
2026/08/07
by
X?-R
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