====== こんな医者にはなるな ====== 先週病院へ行った時に担当してくださった医師が、たまたま若い研修医らしき方だった。 それは良いのだが、その方の態度で少し気になったことがあるので、それをここにメモしておく。 ---- 僕は自分が更年期に入ったかどうかを(大まかでもいいから)確かめるために、各ホルモン値の検査を希望した。するとその医師は「この検査では更年期になったかは分からない」と言った。 確かに性ホルモン値はあくまで目安であり確定的なものではないが、更年期の兆候や、今更年期のどの辺りにいるかを見当づけることはできる。それをあの医師は分からないと言った。 そこで僕は、この医師はそういうデータの分析をあまりしたことがないんじゃないかなと思った。 そして問診が始まり、その医師は僕に受診の理由を訊ねた。 事前に問診票と共にそういう内容や自身の症状について書いた簡単な文書を渡しているはずにもかかわらず、僕は自分のことについて初めから説明をすることになった。 それで直近の採血でLDLが高値だった話をしようとしたら、その医師は「少し脇道に逸れてきていますね」と話を遮った。 更年期とLDLの関連性については、僕が今回の受診を決めた理由の中でかなり大きな論拠だと考えていたので、そこで話を打ち切られるのは意外だった。そこで僕は、この医師は更年期とLDLの関連性をよく知らないんじゃないかなと思った。 そして医師は僕にある質問をし、僕はその質問に詳しく答えようとした。するとその医師は、「はいかいいえで答えてください」と、僕の説明をまたもや遮った。それはまるで、自分が理解できないことを詳しく聞きたくないと言わんばかりの態度だった。 彼は患者の話をじっくり聞くには若すぎたんだ。 それでも話は進み、希望通りホルモン値の検査をしてもらえることになった。 そしてその医師は去り際に、僕が渡した文書について、「これあとで読んでおきますね」と言った。 やはり彼は文書を読んでいなかったのだ。世の中にはこんな医者ばかりなのか? いいや、事前に僕の文書をしっかりと読んでくれたうえで的確な答えや処置をしてくれた医師は何人もいた。つまりこの時の彼はあまりにも経験不足なために、患者に不信を抱かせるムーブをいくつも取ってしまったというわけだ。 その医師に渡した資料の中には、直近の血液検査の結果の他に、昨年の遺伝カウンセリングの際に教授から頂いた手書きの文書も含まれていた。それらが本物であることの証明としてあえて原本を渡したのだが、去り際にそれを返してくれなかったのは少し驚いた。 だから診察室を出た後に、ナースに頼んでそれらを全て返してもらった。 (あそこで一言言わなければそのまま借りパクされていたかもしれない) ---- 患者の話を聞くのは医療従事者にとって基本中の基本のはずだが、仮に精神科や産婦人科にああいう対応をする医師がいた場合、患者によってはものすごいストレスを感じるんじゃないかな。そういう点でもあの医師は、まだまだ経験を積むべきだなと思った。 検査の結果は近日中に分かる予定で、その時に僕は再びあの医師と会うことになる。 丁度年度末だし、彼とはこれっきりで終わってほしいものだ。 だがたとえそういう医師であっても、医科大学を卒業して医師免許を得たことに違いはない。そうやって頑張った彼を尊重しながら、これからの彼のキャリアの行く末をそっと祝福したい。