====== 青薔薇の系譜を辿る ====== 並びは作出年または登録年が古い順。 特に重要な品種については太字で表記。 ※遺伝子組み換え品種のアプローズは除く。 ^ 名前 ^ 交配親 ^ ロザシアニンとの関連 ^ | **グレイパール** | (Mrs. Charles Lamplough×実生)\\ (Sir David Davis×Southport) | くすみ紫系バラの祖\\ スターリングシルバーの片親の可能性あり | | **スターリングシルバー** | 実生\\ ピース | 特許資料で列挙\\ 青紫系バラの祖 | | レディエックス | 実生\\ Simone | 可能性あり\\ 特許資料で列挙 | | シルバースター | **スターリングシルバー**\\ マジェンタ | 可能性あり\\ 2025年特許資料で列挙 | | ブルームーン | **スターリングシルバー**\\ 実生 | 可能性あり | | **マダムヴィオレ** | レディエックス\\ **スターリングシルバー** | あり\\ A1/A2/Bが単離・構造決定された代表品種 | | オンディーナ | [(たそがれ×実生)×実生]\\ すみれの丘 | 青竜作出の重要品種\\ 小林森治氏作出 | | **青竜** | オンディーナ\\ (実生×**マダムヴィオレ**) | 可能性高い\\ 不稔性\\ 小林森治氏作出 | | ケイハブルー | **マダムヴィオレ**\\ シルバースター | 可能性高い\\ アプローズの宿主 | | 青の軌跡 | **青竜**\\ 不明 | 青竜の直系\\ 小林森治氏作出 | ロザシアニンは「持っていれば必ず青くなる」という単純な色素ではなく、量、花弁pH、共色素、赤みの少なさ、花弁の質感、退色の仕方などが関係している。レビュー論文でも、ロザシアニン含有バラの交配から灰紫・モーヴ系の青バラが作られたとされており、現実には灰紫・藤色・青みのあるモーヴとして現れることが多い。 そのため、交配素材として考えるなら、 * スターリングシルバー系: 青紫系の源流 * ブルームーン: 比較的強健化された青紫系HT * マダムヴィオレ: ロザシアニン実証済み品種 という理解でよいだろう。