====== 山の中のミュージアムの夢 ====== その夢の中で僕は、どこかの山の中にある、全面ガラス張りの近代的なミュージアムの中にいた。 ミュージアムに展示されていたものが何だったのかは分からなかったが、白とグレーを基調としたその建物は広く高階層で、エレベーターに乗った際には16階という単語が記憶に残った。よく考えれば本当にミュージアムだったのかすら定かではないが、お客はそれなりにいたようだ。 僕もフロアを見学していたら、いつの間にかスマホを落としてしまったことに気付いた。 しかしそこはやはり日本で、スタッフに訊ねたらなんとスマホが戻ってきた。 ちなみにその時応対してくれたスタッフは、セーラームーンのタキシード仮面、もとい地場衛によく似ていた。 そして夕方の閉館時間になり、僕はミュージアムの外にいた。駐車場はコンクリートで舗装されており、清潔な雰囲気だった。 サーカス団員のような3人の道化(うち1人以上は黒人)が、ドラゴンが火を噴くような曲芸を披露しながら、玄関から建物の中へ入っていった。それが終わりの合図で、その日は幕を閉じた。 翌日も僕はそのミュージアムにいた。なぜ再び訪れたかは分からない。 そして再び閉館時間になった時、またスマホを落としてしまったことに気付いた。 3人の道化が現れ、昨日と同じようなパフォーマンスで建物に吸い込まれていく。 そこで突然、もう一人の僕(以下カゲ)のメッセージを感じた。 カゲは、自分が僕のスマホを持っていて、今自宅(僕の家ではない)にいる。ここへ来ればスマホを返してやる。ただし……。などという趣旨のことを僕に伝えてきたようだった。 そこで夢は終わった。