陽だまりが射す部屋の夢

数日前に元実家を見に行ったからか、昨夜はその場所の夢を見た。

二か所あるうちの片方の小さなエントランスから中へ入ると、そこは壁が少しだけ取り払われていて、そこそこ広い空間になっていた。
入口から入ってすぐの応接室にはコタツが設置され、半透明の白いレースカーテンが引かれた大窓の外からはオレンジ色の柔らかな光が射していた。それは二度と戻れないセピア色の時代の光だ。そのコタツには母方の叔父の奥さんが座っていた。
周りには同じく母方の女性たちがいて、部屋のあちこちにはその人たちの持ち物らしきものや内装品が置かれていた。

すでに他人のものになった家なのに、こんなにくつろいでいて良いのかと心配する一方で、ここはすでに自分たちのものになったのだという淡い確信を感じたところで夢は終わった。