気になる症状を明らかにするために 8
WELLMILLに依頼した、唾液コルチゾールと唾液テストステロンの検査結果が3回分出揃った。
画像は3回分の結果をまとめたもので、ご覧の通り、3回とも全ての項目で基準値外だ。
なぜこのようになったのか。自分なりに考察してみた。
1回目の3/16の結果には非常に安心した。
具体的には、「こんな僕でもちゃんとテストステロンが出ていた」という安心感だ。
テストステロンが男性基準値の低値ボーダーだったことは、今後のジェンダー的な方向性を決めるうえで大きな判断材料となった。やはり自分は男とも女とも言い切れなくて、この気持ちに間違いはなかった。長年感じていた疑問が科学的に証明されたことで、とても晴れやかで前向きな気持ちになれた。
コルチゾールが高値だったのは少し気になったが、この時点ではそれほど重要視していなかった。それよりも、もっとテストステロン値を上げて元気になりたい。そんな思いが強かった。
2回目の4/12の結果には驚愕した。
コルチゾールが基準値上限の3.5倍近くあり、逆にテストステロンが半減手前ほどに減少している。1回目からしばらくの後に体を動かし始めて食事にも気を付けていたのに、一体何が起きたのかと思った。
それでも一般的な女性よりかは遥かに多くのテストステロンが出ていたから、その事実を慰みにして自身のメンタルを安定させていた。
テストステロンを下げる食材の一つに、グレープフルーツがある。この食材に含まれるフラノクマリンという成分が、体内で女性ホルモンであるエストロゲンを分解する酵素の働きを抑え、相対的にテストステロンの分泌や作用を抑えることがある。
当時は親族からブンタンを大量に貰っていて、それを毎日消費していた。ブンタンにもフラノクマリンが含まれているから、もしかしたらそういう成分が性ホルモンに干渉して、テストステロンを下げる要因になったのかもしれない。
それにしても、コルチゾールがこんなに高くなったのはなぜだろうか。
一般的にコルチゾールが多くなると、性ホルモンの分泌量はそれと逆相関して相対的に少なくなる。
2回目の検体を採取する前日に、少し気分が変動する出来事があって、その気持ちを当日に引きずってしまったのかもしれない。しかしそれだけでコルチゾールがあれほど激増するだろうか?
僕の体内では女性ホルモンもある程度分泌されている。エストラジオールが下限30pg/mL台で、上限220pg/mL台だ。この分泌には一定の周期性があるので、僕もなるべくそのタイミングを想定して下限と上限を測定した。これらのエストラジオールは血液で検査したから信頼性の高い値だ。
これらの結果を踏まえて計算したら、2回目の検体を採取した日は黄体ホルモンの分泌ピーク期間と重なっていた。僕の黄体ホルモンがどのような出方をしているかは不明だが、とにかく黄体ホルモンというのはコルチゾールの増加と関係のある作用を持つので、もしかすると生活習慣ではコントロールできない、こうしたホルモンの自然な変動が検査結果に影響を与えた可能性がある。
いずれにせよ、2回目はかなり不思議な結果に見えたし、もしかすると検体の取り違えがあったかもしれないとさえ思った。だから3回目を行うことにした。
2回目の考察を踏まえて、3回目の4/27の結果を5/10に受け取った。
この時の検体は各種女性ホルモンの分泌が最も少ないと思われる時期に採取したので、ある意味1回目よりも安定したデータとなっているだろう。
コルチゾールは1回目に近い値に落ち着き、テストステロンも2回目からぐっと改善されていた。やはりコルチゾールとテストステロンには深い関係性があるんだね。
つまり、コルチゾールが低いとテストステロンが安定もしくは高くなる傾向にあるということだ。
この頃は身体的には絶好調だったけれど、家庭内での継続的な心配事が少しあったので、その気持ちがテストステロン二桁という数値に表れた可能性は否定できない。また、この頃もブンタンを毎日食べていた。
僕のテストステロンの中央値はどの辺りだろうか。できることならコルチゾールを基準値内に、テストステロンを下限ボーダー付近か基準内低値に収めたいものだ。
今回、コルチゾールとテストステロンを一定の期間に複数回測定したことで、色々と考えさせられる結果を得ることができた。やはり昨年の不調は、何らかの原因によってホルモンバランスがやや大きめに変化したために起きたのかもしれない。
僕の体は男性更年期と女性更年期、両方のリスクがある。今後はこれらのリスクに備えて、自身が納得できる範囲でできる限りの対策や対処をしていく。
最近テストステロンの生成のサポートに良さそうなサプリを飲み始めたから、その効果を実感できるといいな。それと睡眠不足や神経性やせ症にも気を付けたいね。
この投稿を作成している今は3回目の結果を受け取った当日~翌日で、今は心身ともにぐっと改善され、筋肉量が増え、心配事もほぼ解消している。おそらく今4回目を測定すればいいデータが取れるのではと考えてしまうが、もしやるとすれば念のために3回目と同じぐらいのタイミングで検体を採取したほうがいいだろう。
男性ホルモンと女性ホルモンの両方が自然な状態でそこそこ出ている成人は珍しいと思うから、誰かの参考になるデータをできるだけ残しておきたいと考えているんだ。
とはいえ、これら3回のデータは一般的な人と比べると振れ幅的にも結構な異常値で、ある意味スリーアウトだ。だから3回目の結果を確認した時点で医療機関へ行こうか少し考えた。昨年の不調の初期症状で腹部が変な膨らみ方をしていたから、いずれにしてもどこかのタイミングで腹部の画像検査だけでも受けておきたいと思っている。とすれば内分泌内科が最適だが……近所に気軽に行けるところがないんだな、これが(再び医療格差を実感中)。

