気になる症状を明らかにするために 9
🌟これまでのお話
昨年2025年の初め頃から全身に不調を感じ、それは徐々に悪化していった。
まずは強い倦怠感が起き、3月頃に下肢がむくんだように膨張。いつも履いているボトムスや靴下が合わなくなった。そして胃や肝臓や副腎があるラインが不自然に膨らみ、下腹部も腹水が溜まったかのように膨らんだ。便秘が悪化し、排尿の頻度も減った。また、左足の人差し指に小さな穴が空き、左足が痺れ、両足の親指の爪が変色。数日間、左腕を上げにくくなった時もあった。
さらに、歯科健診では虫歯や歯周病がないのに出血率が20%を超えていた。
5月になっても腹部の膨満感は完全には治まらなかった。夏からは日焼けをしていなくても顔が異常にテカって赤黒くなり、手や腕の色も濃くなった。そして背中に原因不明の湿疹ができ、ホットフラッシュが断続的に起こり眠気ばかりがやって来て、知力や短期記憶力や聴力(ASMRの特定の高音が聞き取れないなど)も低下したため、メンタルは最悪だった。リラックスしようにも十分な幸福感が得られず、寝不足の日が続いた。また、ヒゲやすね毛がほとんど生えなくなり、意欲が低下した。おまけに高血圧。すぐに病院へ行けば良かったが、対人スキルも低下していてそれどころではなく、耐えていればいつか治ると思っていた。
それらが改善されだしたのは昨年の10/6以降だ。そこから徐々に便通や排尿頻度が元に戻り、体型もマシになっていった。そうしてまずは腹部の不快感がおさまり、諸症状も少しずつ良くなって、10月にプロポリスのサプリを摂取後に持病の慢性鼻炎が驚くほど改善した。8月からのL-システインサプリ摂取で肌トラブルも軽快の兆候を見せ、QOLが著しく向上した。
年が明けた2026年。昨年の不調の原因を突き止めるために、1月に近所の皮膚科から大学病院の皮膚科へ紹介状を書いてもらい、そこで5本分の採血をしてもらった。
そして2月。先の検査の結果が出て、LDLが高い以外は目立った異常はなかった。しかし歯科医院で久々に顎のレントゲンを撮ってもらったところ、その後に数日間口が開きにくくなり、口内炎、頭部左側の継続的な痛み、鼻詰まりで鼻の付け根が今までにないほど腫れた後に、全身(特に腹部と背部)の内部から来るような異常な痒みとゾワゾワ感、左顎全体に歯が浮くような違和感や知覚過敏のようなものが起き、そのような不快なエピソードは3月下旬まで続いた。
これらの症状について更年期障害を疑い、3月上旬に病院でE2やFSHやLHや甲状腺ホルモンなどの血液検査を行ったが全て異常なしだった。この頃には肌質が改善し始め、上旬~中旬に痒みが引き始めた頃から、膨張していた分の体重が元の水準に戻り出した。整形外科で膠原病の検査の相談をするも、また具合が悪くなったら他の病院を紹介するので来るように言われ、ここで医者通いは終了。
その後、気になっていた他のホルモン値を確認をするために、市販の検査キットでコルチゾールとテストステロンを継続的に測定した。テストステロンが男性と女性の中間であることは納得できたが、ストレス関連ホルモンであるコルチゾールが高値だったため、コルチゾールを正常に近付ける生活習慣の実施を開始した。
具合の悪いピークの時は、全身の臓器が傷付きやすくなって、一気に30~40歳ぐらい年を取ったような感覚だった。どれも経験したことのない症状だったので、僕はこのまま動けなくなって死んでしまうのだろうかとさえ覚悟したこともあった。
今となっては確かめようがないが、まるで男性更年期と女性更年期とクッシング症候群がいっぺんに襲ってきたような感じだった。
ともあれストレスの原因は分かっていたから、そういう状況に陥りやすい心理状態を変えることにした。
僕は子供の頃から、根を詰めて何かをし続けたり、長期的な緊張に晒されると具合が悪くなりやすい体質だった。これは自分の特性の一つだと思っていて、いきなり考え方を変えるのは難しいから、そのような凝り性を有益な方向に近付けるために、まずは体を動かす頻度を増やした。
- 運動不足解消のために、庭のリフォーム&ガーデニングに積極的に関わる
- ストレス感受性緩和のために外に出る頻度を増やし、ビタミンDを合成する機会を増やす
- アクティブで関心を持ち続けられる趣味を増やす
実際この三つはかなり効いた。以前受けた複数の遺伝子検査で、僕はビタミンD欠乏症になりやすい体質とのことだったので、外に出て体を動かすというのはやはり良いことなのだろう。僕はスポーツは苦手だったから、よりアクティビティ性の高いガーデニングと、研究要素のあるバラの世話や育種を組み合わせて、これらを体を動かす動機としたのは我ながら良い選択だった。
そして僕の持病の一つに光線過敏症があるが、これは子供の頃から発症する時としない時があり、ずっと不思議に思っていた。例えば学校では発症し、海で遊んでいるときは発症しないという風にだ。改めてこのことについて考えてみると、紫外線対策をしたうえで「楽しくor前向きな気持ちで」適度に日に当たる分には問題なさそうだ。結局は気の持ちようというか、外的な刺激に対して過敏に反応していたことが、持病を悪化させる要因の一つになっていたのかもしれない。
そうして体力がついてきて気持ちが上向いてきたところで、5月からインドール-3-カルビノール(I3C)のサプリの摂取を始めた。このI3Cには過剰なエストロゲンを無害な代謝物に促すほか、性ホルモンが関係するがんの予防や解毒、抗炎症・抗酸化作用がある。女性に対しては婦人科系の各種がんの予防に効果があり、男性に対しては女性化乳房や意欲低下などのホルモンバランスの乱れに効果があるとされている。
僕は遺伝的にアロマターゼが増えやすく(CYP19A1が活性しやすいホモ接合性多型)、それによってできたエストロゲンが実生活で負の影響を及ぼすことが度々あった。だからI3Cで性ホルモンの代謝を調整し、相対的にテストステロンの効果が発揮されやすい体質に寄せようと考えた。
I3Cの摂取から4か月が経った今、結果的にこの試みは成功した。
20代から続いていた昼間の突発的な眠気がなくなって夜に良く眠れるようになり、血圧が改善して、ヒゲやすね毛も復活した。
食生活に関しても、食事の効果が体により反映されやすくなり、食べ物がより美味しく感じられるようになった。そして、便通や排尿のパターンが未成年の頃の胃腸が元気だった時のタイプになり、適切に汗をかくことができるようになって、老廃物が効率良く代謝されるようになった。ここまで食習慣は特に変えていないので、やはりホルモンバランスが調整されたことが影響しているのだろう。
(9/18追記: 歯科健診での出血率が改善して基準値内に収まった)
また、下肢の厚みが薄くなったのは大きな喜びだった。5年ほど前から下肢の厚みが少しずつ増していき、膝の内側やすねのラインや足首が女性のような形になっていた。太ったわけじゃなくて、何となく体型が女性っぽくなっていた感じだ。それに伴い若干消極的な性格になっていたので、下肢の厚みが薄くなることは自分にとっては明確な改善の兆候だった。
気分的にも静かな波のような状態が長続きするようになった。感情の滞留で負のスパイラルに陥りがちだった思考の習慣が変わり、何かあっても冷静に受け流せることが増えた。人を見る目も変わって、以前よりも物事に謙虚に向き合えるようになった。そして周りも僕を尊重してくれることが増えたお陰で自信がつき、人付き合いがぼちぼちできるようになり、運動も好きになった。ようやく長年の呪いが解け、人並みに近付いた感じだ。
こうした変化は今も少しずつ進んでいる。どこまで変われるか楽しみだ。
サプリの話に関しては、僕自身の身体的な特性とサプリの効能が上手く噛み合った結果、たまたま望む方向に効いたのかもしれないし、他の様々な行動変化が複合的に影響していたり、時が自然と癒してくれた場合もあるので、この体験談はあくまで参考程度に受け止めてもらいたい。サプリの効果は人それぞれで、当然副作用もある。特に一般的な女性の場合はI3Cの使用によって自然なホルモンバランスを崩してしまうことにも繋がりかねないから、もしI3Cの使用を検討していて不安があれば、他のレビューをよく読んだり、信頼できる人に相談するなどしてほしい。
そうして体調の改善を実感し、WELLMILLの検査キットで5回目のホルモン測定をした。
以下は1~5回目までの結果だ。
| 日付 | 唾液コルチゾール | 唾液テストステロン |
|---|---|---|
| 3/16 | 0.672 μg/dL | 120.4 pg/mL |
| 4/12 | 1.575 | 69.59 |
| 4/27 | 0.707 | 91.12 |
| 5/28 | 0.813 | 75.97 |
| 8/24 | 0.383 | 77.75 |
・唾液コルチゾール基準値: 0.158~0.456μg/dL
・唾液テストステロン基準値(男性): 127.7~326.6 pg/mL
4回目まではコルチゾールの高値が続いていたが、5回目でようやく基準値内におさまった。これは体調の大幅な改善時期ともタイミングが一致しているから、少なくとも今年の体調の変化に関しては、コルチゾールが関わっていたと結論付けて良さそうだ。もし昨年の一番具合が悪かった時期に測定していたらビックリするような値が出ていたかもしれないが……とにかく今は元気だし、これで良しとしておこう。
付け加えれば、自身の気持ちの変化とは別の外部要因が数点解消されたこともプラスに働いたと思っている。
ちなみに、僕のテストステロンの推移についてChatGPTの一番賢いモデルに訊いたところ、とても分かりやすい表を作ってくれた。それによると、僕は平均的な14歳の男子と同じぐらいの出方をしているらしい。それだけあれば十分だ!
オマケにその表を貼り付けておく。
余談だが、女子陸上のキャスター・セメンヤ選手はインターセックスで、平均的な女性と比べて3倍以上のテストステロンが出ていたそうだ。そういうことを踏まえて考えると、やはり女子スポーツの参加資格には国際的に明確なボーダーラインを設けたほうがいいよね。
仮に僕が当事者だったら、女子スポーツには参加せずに、個人で楽しむ程度にしておくよ👼

