米中間選挙は民主党が勝利
米国時間の11月3日、米中間選挙の投開票が行われた。
結果は民主党が上院下院ともに過半数を獲得し、勝利した。
この中間選挙については日本でも多くのメディアが取り上げていて、投開票前の時点で民主党が勝つのではないかという予測が広がっていた。
共和党には保守系の方が多いから、個人的にはできれば共和党が主導権を勝ち取って欲しいと願っていた。しかし最近のトランプ大統領の言動を見ていると、それは非常に難しいことなんじゃないかと思っていた。
関税の件は他で挽回できるとして、やはり選挙に負けた最大の原因はイランへの攻撃だ。これにはトランプ大統領の周囲の状況や、彼の家族・親戚関係が大きく影響しており、大統領自身も結果的にああせざるを得なかったという側面があったのだろう。
取り引きを重視する外交を行うトランプ大統領があのような暴挙に出たことには、トランプファンの僕も驚いた。それでイスラエルの直近の総選挙の時は、できればネタニヤフ氏以外の方が首相を務めて欲しいなと密かに願っていた。ネタニヤフ政権が退陣すれば、アメリカのイラン攻撃が決着するのではないかという楽観的な考えからだ。結果は与党と野党、どちらも過半数には届かず、イスラエルの政治はこれからどうなるか分からない。
このような中東政治の不安定さが今回の選挙の結果にも影響したのかもしれない。誰が一連の責任を取るのかでまた揉めそうだが、ブレーキが故障したようなトランプ政権において、ブレーキ役が増えたことは良い兆候だと僕は考えている。
僕は行き過ぎたポリコレには反対で、社会や宗教のルールを捻じ曲げてまでそこに入り込もうとする一部の社会主義者や共産主義者の行動は良くないことだと思っている。そういう人たちが特に多いのが米民主党だ。このような人々が大きく出ることは避けなければならないが、米民主党の中にも穏健派で結成された超党派の集まりがある。そうした人々が上手く動いて、共和党の中の穏健派と協力し合って中立的な政治を進めてくれれば、トランプ大統領の逸脱した言動をいさめることにも繋がるだろうと考えている。
とはいえ、アメリカ政治というのは昔から二元論に強く傾きやすい性質を持っているため、こうした混乱はまだしばらくは続くだろう。
なぜ僕がアメリカの政治に関心を持っているかというと、これまでのポリコレの流れを見ても分かる通り、アメリカで起きたことの影響は日本に遅れてやって来る。だからアメリカの政治の動きは、日本にとって大きな意味を持つ。
それでも日本社会にはとても優秀なフィルターがあるから、外来文化の良い面を取り入れながら今後も上手くやっていけるだろう。
そうやって発展してきたのが日本だから、今回の選挙の結果で悲観的になる必要はないと僕は考えているんだ。
